KAIGOLABの最新情報をお届けします。
介護職、介護関係者の方々で情報発信をしたい、という希望をよく聞きます。介護職、介護関係者の間ではSNS、特にFacebookが流行っていますが、上手に使いこなしているのは一部のすでに活発に活動している人たちだけです。介護に関連したWEBサイトでも同じで、介護職が執筆したほとんどの記事は、まず誰にも読まれぬまま埋もれてしまっています。
介護にかかわる問題は少子高齢化による人手不足、財源不足、低賃金、社会保障削減、介護離職、認知症高齢者への誤解などなど膨大で、その一つ一つが大問題です。伝えるべき様々な事象があって、情報発信をしたいと希望する人がたくさんいるのに、それはまったく実現されていないという状態です。
情報発信をしたいならば、情報発信ができるスキルを身につけよう、読まれる文章を書ける自分になろうというのが『KAIGO LAB SCHOOLライター・情報発信講座』開催の背景です。なお、こうした講座は、それなりに費用がかかるものです。しかし、この講座は、KAIGO LAB SCHOOLのスピンオフ講座として無料での提供となります。
出版やメディアが華やかだった過去は、メディアにかかわる仕事は花形の人気職でした。しかし、WEB時代になって雑誌を筆頭にコンテンツが売れなくなり、新聞やテレビはかつてのように運営できなくなり、専業のフリーライターが食えないのは当然、有名な賞を受賞した小説家もアルバイトをしているような厳しい状態です。メディアの変革期なので、情報発信したい人たちには逆にチャンス期といえます。
本講座で目指すのは介護職が“介護”に特化した記事を書く、情報発信することです。「WEBメディア掲載を目的に取材し、2000字~3000字程度の記事を書く」くらいのレベルを想定しています。メディアが厳しい状態になっている現在は、介護職が趣味や副業的な意識で、お金のためではなく自分のために記事を書くくらいがちょうどいいのです。
書くスキルを身につけて、情報発信をすると、賛同する仲間が集まってきます。また現場で働いているだけでは会えることのなかった人物を取材するのも、日常生活の一部になってきます。同じことが繰り返されて不安や退屈を抱える介護職の話はよく聞きますが、書くことを身につけるだけで自分自身のすべてが変わってきます。
本講座は無料ということもあり、若手の介護職、または専門学生や大学生を想定しています。修了制作として、KAIGO LABに掲載することを目的とした取材原稿を書いてもらいます。なお、全5回の講座は原則としてすべて出席してください(どうしても無理という場合はビデオ聴講をお願いします)。
講義スケジュール | (月1回)の夜間(19:00〜22:00)/ 全5回 |
入学から卒業まで | 5カ月間(10月開始/2月修了) |
募集生徒数 | 最大10名(できるだけ少人数制にしたい) |
学費 | 無料 |
教室の場所 | ケアワークアカデミー(株式会社ケアワーク弥生) 住所:東京都文京区千駄木3-31-12ワコーレ千駄木ビル3F |
講師プロフィール | 中村 淳彦(なかむら・あつひこ):ノンフィクションライター 代表作に『名前のない女たち』シリーズがあり、二作品が劇場映画化される。高齢者デイサービスセンターを運営していたが手を引き、現在をノンフィクション、ルポタージュを執筆。『職業してのAV女優』(幻冬舎新書)、『日本の風俗嬢』(新潮新書)、『崩壊する介護現場』(ベスト新書)、『ルポ中年童貞』(幻冬舎新書)、『絶望の超高齢社会』(小学館新書)など、介護にかんする書籍も多数。2016年、2017年に東洋経済オンラインでMVP賞、ルポルタージュ賞を受賞している。 |
講座内容(日程) | 第一回 書くことはオンリーワンな個性つくり(2018年10月23日) 第二回 自由を獲得して、発信できる自分になる(2018年11月20日) 第三回 写真撮影の基礎、編集者とは(2018年12月25日) 第四回 取材の仕方、取材原稿の書き方(2019年1月29日) 第五回 署名WEB記事の発表(2019年2月26日) |
この講座への応募は、以下「お問い合わせ」よりお願いします。リンク先の「お問い合わせ詳細」に、この講座を受けたいと思った背景を、300字以内で書いてください。参加できる人数が10名と少ないので、ここでのアピールを選考の材料とします。なお「お問い合わせの種類」は「KAIGO LAB SCHOOLに関するお問い合わせ」を選択してください。
間に合わ叶った方は、次回の告知をお待ちください。
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