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【読者投稿1】介護離職に、本当に困っています・・・

読者投稿

いつもKAIGO LABを拝見させていただいています。企業秘密もあるので、所属や氏名は明かせないのですが、現在、商社に勤務しており、出向先のマネジメントを任されている者です。

本体の商社では、正直まだ介護離職という話が問題として認知されていないと思います。おそらくは、隠れ介護が多いのか、または専業主婦も比較的多いためか、表に出ないのだと思います。

しかし、私が出向してマネジメントをしている会社には、女性従業員が多く、もはや無視できないレベルでの介護離職や介護時短が出ています。引き止めてはいるのですが、引き止めも成功しません。

この穴埋めのための求人も出しているのですが、昨今は、中途採用も難しくなってきております。来季の採用費は、今季の倍程度を見込まないとならない状況です。採用費は、今後も上がるでしょうから、弊社の収益をかなり圧迫します。

弊社では、とにかく介護離職を減らすために、基本的な研修や制度の拡充などを急いでいます。それでも、介護離職を減らせるという手応えはありません。減らせたとしても、1〜2割程度で、抜本的な解決にはならない印象です。

そうした中で『不都合な真実;企業に介護がバレると損をする(カミングアウトを考える)』という記事を読ませていただきました。この記事にある通り、確かに弊社では、介護をカミングアウトすると、昇進・昇格は不利になりそうなイメージがあります。

管理職レベルで、仕事と介護の両立をしているロールモデルを見つけ、その人に協力してもらうことを考えています。また、会社の文化自体を変革しないといけないと認識しました。できるかどうか、とても不安ではありますが、もはや介護は経営の最重要マターの一つとして認識しています。

今後も、仕事と介護の両立に役立つ記事の配信を、よろしくお願いします。

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