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私は、介護の現場で、介護職として働いています。日々、学ぶことがあって、とても大変なのですが、やりがいも感じています。そんな中、4月16日の記事『【いよいよ末期】介護職の代わりにボランティアを配置』を読みました。
この記事を読む以前から、財務省と厚労省の間にある介護をめぐる認識のズレがとても気になっていました。そして、この記事を読ませてもらって、財務省の介護に対する考え方が透けて見えたような気がします。
もちろん、財務省が全て間違っていて、厚労省が全て正しいとは思いません。みなさん、頑張っているのだと思います。ただ、最近のスキャンダルが続く財務省のあり方については、本気で考えないと、介護のみならず、他のことについても大変なことになると感じています。
まず、訪問介護の一部であったとしても、それがボランティアでなんとかなると考えている財務省(の一部の人)は、介護について大変な誤解をしていると思います。おそらくは「介護なんて誰にでもできる仕事」と考えているのではないでしょうか。
しかし「介護なんて誰にでもできる仕事」であるなら、今後は初任者研修も訪問介護に関して言えば不要ということになります。それはそれで、一般庶民からしたら財布に優しいわけですから、本当に財務省(の一部の人)が考えるとおりであるなら、そうすればよいと思います。
ただし、財務省の人々が介護に関わるときは、訪問介護については全てボランティアで対応するようにしてもらいたいです。脅すわけではありませんが、私は今後、自分のところの利用者が財務省出身の人ではないか、無意識のうちにも確認してしまうと思います。
そうして自分たちの介護がボランティアによってなされ、その上で「ボランティアでも大丈夫」という確信が得られたのなら、それを日本全国に広げればよいと思います。しかし、自分たちがそれを経験する前に、それを自分以外の他人で実験するのはやめてもらいたいです。
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