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【予約受付中】来月3月13日(日)KAIGO LAB 編集長が講演を行います。

企業目線から介護問題について考える

講演『企業目線から、介護問題について考える』

来月の3月13日(日)に、KAIGO LAB 編集長が『企業目線から、介護問題について考える』というテーマでの講演を行います。企業としても、一般としても参加できるので、興味のある方はご検討いただけたら幸いです。

講演の概要

以下が、講演の概要になります。この講演に関するお問い合わせは、主催者であるNPO法人/世界連邦21世紀フォーラムのほうにお願い致します。

講座名 ピースビレッジ第40回「企業目線から、介護問題について考える」
講師 酒井穣(KAIGO LAB 編集長)
講演日 2016年3月13日(日):14:00~16:30
参加費 3,000円(一般・ピースビレッジ非会員の場合)
支払方法 講演当日会場にて現金でお支払い下さい。
申込方法 事前予約制(→→→こちら
ご予約無くご来場頂いた場合、講座へのご参加をご遠慮頂くことがございますので、予めご了承下さい。定員になり次第、予約受付を締め切りとさせて頂きます。
主催 NPO法人/世界連邦21世紀フォーラム(理事長:木戸寛孝)
理事長の木戸寛孝氏は、桂小五郎(木戸孝允)の来孫(らいそん/ひ孫の孫)にあたる。電通入社。株式会社umariコンセプトデザイナー。
講演会場 千代田区日比谷公園1番4号(旧・都立日比谷図書館)
日比谷図書文化館 4Fスタジオプラス(小ホール)

講演内容の要旨

これまで、KAIGO LAB でも繰り返し主張してきたとおり、団塊の世代が75歳(後期高齢者)になるのが2025年です。75歳を超えると、多くの人に介護が必要になります。この介護を担うのは、団塊ジュニア世代です。

団塊ジュニア世代は、過去の介護世代と異なり(1)兄弟姉妹が少ない(2)未婚者も多い(3)結婚していても共働きが多い(4)晩婚化・高齢出産化により50代でも子育て中のことが多い、といった特徴があります。

つまり、団塊ジュニア世代の介護は、過去のように親族に分散することができず、1人あたりの介護負担が極端に大きいのです。長男の嫁が犠牲になれば済んだ時代は、とっくのむかしに終わっています。

ほとんどの人にとって、親の介護は、自分が定年するまでに起こる事件です。過去のように、親族のリソースには期待できませんから、これからは多くの人が「仕事と介護の両立」に迫られます。しかし、それは簡単なことではありません。

結果として、これから10年の間に、介護離職は爆発的に増えていくことになるでしょう。安倍政権は「介護離職ゼロ」を掲げていますが、財源に苦しむ日本の社会福祉は、この方針とはむしろ逆方向に向かっています。

こうした環境において、介護離職はどうなるのか、経営にどのようなインパクトがあるのか、そして、どうすれば介護離職を減らしていけるのかについて、各種データを用いながら考えます。

講演者プロフィール:酒井穣(さかい・じょう)

介護メディア KAIGO LAB(カイゴラボ)編集長、フリービット株式会社(東証マザース上場)取締役、事業構想大学院大学・特任教授、NPOカタリバ理事。慶應義塾大学理工学部卒業、Tilburg大学(オランダ)経営学修士号(MBA)首席。20年以上にわたる母親の介護を通して得た課題意識より、KAIGO LAB(カイゴラボ)を設立(2015年9月)。著書は『はじめての課長の教科書』『幸せの経営学』『ビジネスでいちばん大事な「心理学の教養」』など多数。

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