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本日、KAIGO LAB 編集長(酒井穣)による新刊『ビジネスパーソンが介護離職をしてはいけないこれだけの理由』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が発売されました。これまで、KAIGO LAB でも取り上げてきた介護離職について、あらためて、その危険性と対処法をまとめたものになっています。
一般的な介護本とは異なり、本書は「介護離職につながってしまう誤解」を明らかにするところからはじまります。少なからぬ人が、介護に関する理解が足りない状態で、仕事をやめて介護に集中するという決断をしてしまいます。この決断に至るときの典型的な誤解を改めることを目的としています。
次に本書は「介護離職を避けるための具体的な方法」について述べています。忙しいビジネスパーソンが、仕事と同時に介護の勉強を進めることの難しさを前提とした上で、時間をかけずに、介護の負担を減らす方法を示しています。
そして最後に「介護を自分の人生の一部として肯定する」ための考え方がまとめられています。いかに上手にこなしても、介護の負担は決してゼロにはなりません。そうした負担をただ耐え忍ぶのではなく、その一部であっても、介護をポジティブなものとしてとらえる方法が考察されています。
本書の著者である酒井は、ほぼ毎月、どこかの企業様において介護離職防止のための講演を(日本全国で)しています。ちょうど先週も、広島の企業様で講演を行っています。なお、酒井の講演の満足度平均は89点です。以下、アンケートの自由記述に書かれたものを、いくつか示します。
準備として、今なにをしておくべきか、介護の初動ではどのようなアクションをすればよいか、具体的に思い描くことができました。講演の資料を見せながら、両親と話をしようと思います。
過去にも介護研修を受けたことがあったが、制度の説明ばかりで、具体的な活用のノウハウは教えてもらえなかった。今回の研修では、仕事との両立のための具体的な方法がわかり、勉強になった。
介護はつらいというイメージを持っていましたが、講師の話をきいて、以前ほどには介護をネガティブなものとは考えなくなりました。また、親とのコミュニケーションが重要なのに、それがまったくできていないことを改めて認識できました。
介護については「まだまだ先の話」と考えていた自分が、いかに甘かったかを知りました。かなりの衝撃を受けました。今のうちからやっておくべき準備、実際に介護がはじまったときの注意など、とてもわかりやすかったです。
自分でも介護を勉強しているため、あまり期待していなかったが、なかなか聞けない講師の実経験がふんだんに盛り込まれており、ただの一般論ではなかった。知識としては、7割くらいはすでに知っていることだったが、満足できた。
介護離職を防止するための具体的な方法を、現在すでに介護を行っている人はもちろん、介護予備軍として不安を持っている人向けにアレンジして講演を行います。事前に、介護離職リスクのアセスメントテストを行い、それを講演内容に反映させることも可能です。ニーズに対して、内容の変更を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
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