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介護をしていれば、車椅子を押すような経験は、誰にでもあると思います。はじめは、いきなりなんのトレーニングもなく「はい」と車椅子を渡されて動かすことになり、戸惑ったこともあるのではないかと思います。
その後、あまり詳しく教わらずに、我流で車椅子を押してきた人も多いと思います。そうした人こそ、いちど、次のような動画で、車椅子を押すときの基本テクニックを学んでおくことをオススメします。
特に、意外と段差や坂道を登るのは得意でも、降りるときのテクニックは、知っておかないと危険です。熟練者で、坂道を降りるときは後ろ向きにというところまではやれていても、段差を降りるときの身体の入れ方(動画では4:20くらいからの解説)は、誰かに教えてもらえない限り、なかなか独自ではやれないことだと思います。
上の動画ではカバーされていませんが、でこぼこ道、エレベータの乗り降り、電車の乗り降り、溝を超えるときなどは前輪(キャスター)をあげるとか、知識として知っていても、実際にやってみないとわからないことも多くあります。
こうした点は、車椅子の講習会に参加するなどして、プロから直接教わる必要があります。自分はできていると思っても、実際にプロから教わると、反省すべき点が見えてくるものです。一度の講習で、そうしたことが学べ、将来の事故をなくせると考えるべきでしょう。
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