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介護用のトイレ、特に、要介護者のベッドサイドなどにおけるものを、ポータブルトイレと呼びます。トイレまで自分で移動することができない状態にある、要介護者のためのものです。
これには、大きく肘掛けのあるものと、肘掛けないものがあります。肘掛けがあると、ベッドとトイレの間を移動する(または移乗させる)とき、要介護者が、そこに手をかけることができて楽という面があります。
ただ、逆に肘掛けがあると、お尻が肘掛けにひっかかってしまい、ベッドとトイレの間の移動に支障がでるというケースもあるので、ここは注意してください。場合によって、肘掛けの上げ下げができたり、肘掛けそのものを取り外せたりするもののほうが、要介護者の変化にも対応できますので、便利です。
さて、要介護者が自分でポータブル・トイレまで移動できる場合は、まずそれでよいとします。ただ、それも難しくなってきたとき、介護者が、移乗(移動)させる必要がでてくるでしょう。
そのとき、とても役にたつノウハウをまとめた動画があります。再生回数が13万回を超えている動画で、人気がうかがえます。是非、見ていただきたいです。
(1)介護者の足を寝かせる(2)要介護者のヒザの外側をブロック(3)介護者のお腹でヒザをおさえ、要介護者の身体が床に崩れてしまうのをブロック(4)その体制から、被介護者のズボンを下ろす、という基本的な動作を覚えれば、力をかけずに、体重の重い人であってもポータブル・トイレに移乗させることが可能です。
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