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【注意喚起】新元号でキャッシュカードが変わる?変わりません!

【注意喚起】新元号でキャッシュカードが変わる?変わりません!

新元号に合わせた詐欺が広がっています

5月1日より、新元号「令和(れいわ)」が始まります。この新元号に合わせて「キャッシュカードが変わる」という詐欺が日本全国で広がっています。詐欺グループは、このタイミングを逃すまいと準備を進めていたのでしょう。

すでに、今年の1月には、手紙でキャッシュカードを送付させる形の詐欺が確認されています(朝日新聞, 2019年2月2日)。2月には、埼玉県で90万円を騙し取られるという被害が発生しています(毎日新聞, 2019年3月21日)。同様の詐欺が、今、日本全国に広がっています。

新元号に合わせた詐欺以外にも、東京オリンピックや大阪万博をネタとした詐欺など「新しいこと」をきっかけとして、これまでのキャッシュカードが使えなくなるというロジックを用いた詐欺が増えているようです(産経ニュース, 2019年4月2日)。

組織的な犯罪のためディフェンスも難しい

高齢者を狙った詐欺は、オレオレ詐欺に代表される電話によるものだけではありません。詐欺を働く側は、対面はもちろん、手紙やハガキ、メールなど、ありとあらゆる通信手段を用いて高齢者に接触しようとしています。

詐欺を働く側は、完全に組織で動いています。そして、その手口はどんどん高度化しつつあります。そうした組織的な動きに対して、高齢者が1人で相対するのは、かなり難しいと考えておくべきです。一番危ないのは「自分は大丈夫」という過信であることは言うまでもありません。

意外かもしれませんが、詐欺にあいやすいのは「自分の金融知識に自信のある高齢者」であることもわかっています(産経新聞, 2019年4月1日)。現役時代は金融業界で働いていたり、管理職としてお金の管理をしていた高齢者などは、詐欺の組織からすれば、むしろカモということなのかもしれません。

親とのコミュニケーションが重要

警視庁は、高齢者を狙った詐欺に対応するため「ボウハン教室」というサイトを運営しています。その中に、子供の立場から、親が詐欺の被害にあってしまわないためにできる「親孝コール」に関する動画があります。以下、その動画になります。

動画は、この他にも3つあり、どれも一度は、親子で見ておきたい内容になっています。このサイトで学ぶことで、数百万円といった単位での詐欺被害のリスクを下げられると思えば、安いものです。

※参考文献
・産経ニュース, 『改元詐欺にご用心 「新元号でキャッシュカード変わる」高齢者被害』, 2019年4月2日
・産経新聞, 『金融詐欺、狙われる高齢者は「金融知識に自信がある」人 』, 2019年4月1日
・朝日新聞, 『改元に便乗、詐欺に注意 ウソの手紙「カードの変更を」』, 2019年2月2日
・毎日新聞, 『「元号が変わるので…」改元かたる詐欺に、ご注意』, 2019年3月21日

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