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田中淳子さん(Amazon著者ページ)は『日経ITプロフェッショナル』『日経SYSTEMS』『日経コンピュータ』などでの連載、『速効!SEのためのコミュニケーション実践塾』(日経BP社)『速効!SEのための部下と後輩を育てる20のテクニック』(日経BP社)『はじめての後輩指導~知っておきたい30のルール~』(日本経団連出版)といった著書でも知られる人材教育コンサルタント&産業カウンセラーです。
その田中淳子さんのITmedia/オルタナティブ・ブログにて、KAIGO LABをご紹介いただきました!
http://blogs.itmedia.co.jp/tanakalajunko/2015/09/kaigolab.html
●子育てというのは、かなり「普及」してきて、「啓蒙」も進み、職場で「子育ては全力で応援するもの」(しないと、なんとなくマズいという反応も含め)と思われるようになった
●一方で、介護は、まだ「普及」していないので、「啓蒙」もまだまだこれからで、職場で「介護を全力で応援する」という意識が芽生えていない(ように思える)
●その上、たとえば、「親が死んでも仕事は全うした」といったことが”美談”にされる風潮がないわけでもなく(舞台役者とか・・・いや、会社員でも)、「男たるや、大事な仕事があったら親の死に目に会えないのもしょうがない」みたいな考えもあったりもし、
●死んでも・・・がそうであれば、「介護状態だ」というだけで、休んだり、なんだりするのはもっと憚れる・・・
といった違いがあるように思えてきました。
介護が「タブー」なのではなく、まだ誰もそんなに慣れていないから、「タブー」に見えるというか、勉強不足だから分からないと言うか、自分も直面してないから考えたことも想像もできない、というか。
「子どもが熱を出したので帰ります」というのは、「おお、お大事に。」と言ってもらえても(あ、これだってまだまだ難しい職場が多数あることも理解してますが)、
「親が寝込んでいるので帰ります」というのは、とても言いづらい。(中略)
多くの経験者に言われたこと。「介護離職だけは絶対に避けなさい」
「介護は大変だし、子育てと違って、年齢による展望が見えない。見えないけれど、いつか終わる。介護中も終わった時も自分のよりどころがあったほうがいい。仕事はその一つ。だから絶対に辞めてはダメだ」
そう多くの友人にアドバイスされました。
情報、知識があることは、その助けになるはずです。
そして、似た境遇にある人同士のネットワークもまた心の助けになることでしょう。
田中さんは、まさに現在進行形で、昨年末ごろから、お父様(内科医)の介護をされています。お父様は、右下肢完全麻痺で歩けない状態です。その田中さんの介護関連の記事には、多くの学びがあります。
特に、KAIGO LABも継続的に述べている「介護を理由に仕事を辞めることのリスク」についても、ただ理屈で述べるのではなくて、介護の大変さをレポートしながら言及されているので「迫力」があります。そちらも、読んでみてください。
http://blogs.itmedia.co.jp/tanakalajunko/cat3254/
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