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【メディア掲載31】『読売新聞』(2018年7月10日);介護現場に経営感覚を

飯塚裕久

読売新聞の『すてきLIFE』

読売新聞の『すてきLIFE』は、様々な分野で活躍する人物をピックアップし、その活動を紹介するコーナーです。このコーナー(2018年7月10日朝刊)に、KAIGO LAB SCHOOL 副学長の飯塚裕久が登場しました。

このコーナーで取り上げられた直後から、KAIGO LAB SCHOOL への質問が殺到し、編集部は少しパニックになりました。それだけ、注目のコーナーであり、また、注目のテーマだったのでしょう。うれしい悲鳴です。

実は、読売新聞に KAIGO LAB SCHOOL が取り上げられたのは、これで2回目ということになります。前回は『医療、介護―現場から 記者メモ』というコーナーで取り上げられ、結果として、テレビの取材などにもつながっています。今回もまた、メディアからの問い合わせもありました。

KAIGO LAB SCHOOL について

KAIGO LAB SCHOOL は、介護業界の若手人材向けに、経営学を無料で教えるビジネススクール(NPO)です。期間は1年で、授業は全部で20回行われます。秋口には、1泊2日の合宿も行われます。現在は、第3期生が学んでいます。

今回のお問い合わせで、もっとも数が多かったのは「KAIGO LAB SCHOOL で学びたい」という、将来の生徒たちからのものでした。まず、詳しいことは、カテゴリ『KAIGO LAB SCHOOL』から、過去の記事を読むようにしてください。無料で運営しているので、質問に対して丁寧に答えていくだけのリソースがないことをご理解ください。

第4期生(2019年4月開講)の募集については、年末年始に説明会を行う予定です。入学の条件は(1)介護業界で働いていること(2)25〜40歳くらいの若手であること(3)働いている介護事業者の上司から推薦状を得ること(4)小論文を提出すること(5)KAIGO LAB プロモーションなどに(可能な範囲で)無償で協力をすること、です。

KAIGO LAB SCHOOL は介護業界の人材に対して、経営学を教えるところです。順番として、経営学を勉強する前に、介護についての勉強が、それなりに十分できていることが大事です。介護の勉強がまだ十分でない人が経営学を学んでも、介護業界に優れたインパクトを出していくような効果は期待できないからです。

よくある要望について

よくある要望として「授業を見学したい」「途中からでも参加したい」「一部だけでも参加したい」というものがあります。申し訳ないのですが、基本的に、これはらの要望はお断りしています。その理由は、生徒の学びを最大化するため、学習環境には特に配慮すべきだからです。

ビジネススクールにおいては、学びの共同体と言って、生徒間での学び合いが重要な要素になります。もちろん、教員が経営学を教えるのですが、それを実務で使えるようになるため、生徒がお互いを支え合うのです。クラスメートの学びに対して貢献できないと、そもそも、参加することができないと考えてください。

こうした要望は、みなさんが想像する以上に多数きます。実際に、タイミングが合えば、見学くらいはできる可能性もあります。実際に見学したことのある人もいます。ただ、特に今回のように、大手メディアに取り上げられた直後というのは、こうした要望が数十件単位できてしまいます。

生徒の数は、少人数制を考えているため、毎年20〜30名前後です。そこに、数十名の見学者がきてしまうと、場所もありませんし、授業になりません。本当に申し訳ないのですが、説明会に参加することを考えてください。なお、説明会の告知は、この KAIGO LAB で行います。また、説明会では、模擬授業も行います。

※参考文献
・読売新聞, 『飯塚裕久さん・・・介護現場に経営感覚を』, すてきLIFE, 2018年7月10日

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