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日本の福祉サービスにおける最大の「弱点」は、自分から「このサービスが受けたい」という申し込みをしないと、受けることができないというところにあります。
しかし、複雑怪奇な社会福祉は、そもそも「どのようなサービスがあるのか」を理解するだけで大変です。日本の福祉サービス最大の弱点とは「知らないと、使えない」「知らないと、損をする」「知っている人だけ、助かる」ということなのです。
私たちKAIGO LABの狙いは、この、福祉サービスにおける最大の「弱点」を埋めることです。介護に必要となる情報をわかりやすく提供することで「仕事と介護の両立」に悩むビジネスパーソンたちの負担を少しでも減らし、もって、日本社会の礎であるビジネスパーソンたちの活躍を支援することを目指しています。
これから、人口ボリュームが極端に大きい「団塊世代(第一次ベビーブーム世代;1947~1949年生まれ)」の介護がはじまります。それは、団塊世代が75歳を迎える2025年ごろから顕在化していきます。
この介護を担うのは「団塊ジュニア世代(第二次ベビーブーム世代;1971〜1974年生まれ)」になるわけですが、この世代の特徴は(1)兄弟姉妹が少ない(2)未婚率が高い(3)結婚していても共働きが多い、ということです。
ここから、団塊ジュニア世代は、いざ介護がはじまると、過去の介護世代と比べて「1人あたりの介護の負担が大きい」ことになります。これを放っておくと、この世代の介護を理由とした大量退職につながってしまいます。
団塊ジュニア世代は、今の日本のビジネスシーンでは、ベテラン/管理職層になるわけですから、この人たちの退職は、日本企業にとって大きな打撃になるでしょう。これを無視することはできないと思うのです。
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