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ご存知の通り、9月16日(来週の月曜日)は敬老の日です。敬老の日には、様々なところで高齢者向けのサービスが無料だったり、割引で受けられることが多いのです。企業からすれば、自社のサービスを高齢者に「お試し」してもらうチャンスだからです。
少しだけ面倒なのは、こうした高齢者向けのサービスを受けるには、年齢が証明できる身分証明書を見せる必要がある場合も多いというところでしょう。その点だけ注意して、高齢者や高齢者を支援する人々は、敬老の日を楽しむ計画を立ててみることをオススメします。
加齢によって、外出が面倒になっている高齢者は少なくないでしょう。そうした高齢者でも「敬老の日には、おトクなサービスがたくさんある」ということで、誘い出しができる場合もあると考えられます(もちろん、それが有効ではない高齢者も多数いるはずですが)。
外出をしなくなると、元気だった高齢者に介護が必要になったり、介護中の高齢者であれば介護が重度化しやすくなったりします。その意味で、高齢者の引きこもり(閉じこもり)は大きな社会問題なのですが、高齢者の立場からすれば「そう言われても、外出の理由がないし・・・」ということにもなるでしょう。
そうなると、求められているのは、外出する理由ということにもなります。本当は、仕事をしている人のように、そもそも外出(この場合は出社)が義務であれば、この点に関する問題はないのです。やはり、高齢者であっても、仕事を続けていることは、健康で暮らすための鍵になっていることがわかります。
とはいえ、すでに現役を退いている高齢者が、新たな仕事を探すというハードルは高いでしょう。そうした場合でも、敬老の日のような高齢者向けのイベントの多い日に外出し、他の高齢者が前向きに生活している姿を見ることで、高齢者本人の中に、小さな変化が生まれる可能性もあります。
敬老の日のおトクサービスとして代表的なものは(1)交通機関の無料化または割引(2)テーマパーク・博物館・水族館・施設などの無料化または割引(3)特定の商品の無料配布または割引、といったところでしょう。
これらを上手に組み合わせれば、例えば、普段は使わない水上交通を割引で使って、行ったことのない水族館に無料で入場し、スーパー銭湯を割引で利用するといった1日を過ごすこともできるでしょう。
大事なのは、これを敬老の日だけの活動にしないことです。例えば、訪れた水族館を気に入って、年間パスを割引で購入したりすれば、敬老の日が終わっても、その人の活動量は、それ以前よりも高まるでしょう。そんなことを考えながら、敬老の日を上手に活用することを検討してみてください。
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