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熱中症の対策が必要です!

熱中症の対策が必要です!

日本全国の梅雨明けが近い

沖縄はすでに梅雨明けしていますが、日本全国の梅雨明けは今週〜来週にかけてになりそうです。毎年のことではありますが、このシーズン、特に高齢者は熱中症に注意する必要があり、その対策が必要です。実際に、熱中症の疑いによって救急搬送される人の半数は高齢者です。

高齢者になると、体内に貯めておける水分の総量が減ります。結果として、若者と同じ量の汗をかいても、体内はカラカラになりやすくなるのです。この背景には、老化によって水分を作り出す基礎代謝が落ちるということがあります。

老化はまた、喉の渇きを感じさせるセンサーにも起こっています。喉の渇きを感じにくいため、すでに体内がカラカラになっていても、それと気づきにくいのです。この上さらに、失禁などを心配して、意図的に水分を取らない高齢者もいます。こうしたことが重なると、脱水症状からの熱中症になってしまうのです。

毎年のことだからこそ注意が必要

注意したいのは、高齢者の熱中症は、炎天下でのみ起こるわけではないというところです。汗を作り出すための水分が、脱水症状によって失われていると、体内の熱を、外に放出できなくなります。これによって、炎天下でなくても、熱中症になってしまう可能性が高まってしまいます。

厚生労働省が発行しているリーフレット『熱中症予防のために』では、まず、室内においては、扇風機やエアコンで温度を調節、遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用、室温をこまめに確認と言ったことを推奨しています。

同リーフレットで、外出時については、日傘や帽子の着用、日陰の利用、こまめな休憩、天気のよい日は外出をできるだけ控えると言ったことを推奨しています。さらに、身体に熱がこもってしまわないように、通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する、保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やすことも推奨しています。

喉の渇きを感じないとしても給水すること

とにかく、喉の渇きを感じないとしても、定期的に、水分と塩分(経口補水液など)を取るようにしてください。これは日中でなくても、室内であったとしても、意識する必要があります。さらに、ビールの美味しい季節だからこそ、お酒による脱水にも注意する必要があります。

アルコールには利尿作用があり、さらに、アルコールの分解にも水分が使われます。このため、アルコールを摂取することは、熱中症対策になるどころか、逆効果が働くことを知っておく必要があります。

めまいや立ちくらみがしたり、手足がしびれたり、吐き気がするなど気分が悪くんあった場合は、涼しい場所で身体を冷やしつつ、水分補給を忘れないでください。他者の場合、コミュニケーションの受け答えがおかしくなったり、けいれんを起こしたりする人が出た場合は、熱中症を疑う必要があります。

※参考文献
・厚生労働省, 『熱中症予防リーフレット』

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