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介護業界で頑張ることに決めた新卒社員の皆さんへ

介護業界で頑張ることに決めた新卒社員の皆さんへ

介護業界で頑張ると決めた皆さんへ

就職、おめでとうございます。皆さんは、色々な考えや思いがあって、介護業界の扉をノックしたのだと思います。そして選考を通過して、今日から社会人としての第一歩を踏み出しました。今日という日は、皆さんにとって特別な日です。

介護業界については、就職する前に、ポジティブなことばかりではなく、ネガティブなこともたくさん聞いてきたと思います。ただ、これまで聞いてきた内容は、あくまでも一般論であって、皆さまが入社した会社の個別の真実とは異なります。

介護業界に関わらず、どこの業界であっても、良い会社とそうでない会社があります。当たり前の話ですが、ここはとても重要なところです。皆さんは、介護業界に就職したのではなく、一つの会社に就職したのですから。

まずはっきりしておきたいこと

皆さまは、将来は、介護業界全体を変えたり、日本そのものに大きなインパクトを出したいと考えていることでしょう。それは素晴らしいことですし、皆さんには、実際にそうした期待が周囲からかけられています。KAIGO LABも、それを真剣に応援します。

同時に、まずはっきりしておきたいのは、いかなる将来があるにせよ(場合によっては介護業界を離れることがあっても)皆さんには、まずは介護の専門性をしっかりと身につけてもらいたいということです。介護の現場で、利用者のQOL向上に関わる直接的な経験をできるだけ積んでもらいたいのです。

その現場の経験は、一生の宝になります。しかし、特に将来、大きな仕事をすることになる人であればあるほど、そうした現場の経験は、若い頃しか積み上げることができません。資格の取得も大事ですが、とにかく、自分の手で優れた介護ができるようになることを頑張ってもらいたいです。

介護業界に就職することの優位性

介護業界に就職することの優位性は、他の業界よりも早くマネージャーになれることです。マネージャー経験というのは、現場経験とは全く異なるものであり、稀少性があります。大企業であれば、マネージャーになるのは40代ですが、介護業界では20代でマネージャーになれます。

将来、社会的なインパクトの大きな仕事をするためにも、マネージャー経験は重要です。しかしこれは、別の角度から見れば、介護業界では、現場経験が不足したまま、マネージャーになる人が多いということでもあります。これは、一般に考えられている以上に、大きなハンデになります。

だからこそ、新卒社員として頑張ることになるこれからしばらくは、現場の経験を大事にしてもらいたいのです。現実として、入社1年もしないうちに、マネージャーになる人も出てきます。その前に、介護の基本的な技術を身につけておかないと、現場で介護を理解するチャンスが無くなります。

その上であらためて皆さんに期待すること

日本に限らず、世界が高齢化の影響に苦しみ始めています。福祉先進国と言われてきたスウェーデンでさえ、高齢者福祉の後退が見えるようになってきました。皆さんの活躍フイールドは、日本だけでなく、世界です。

その時、世界から求められるのは、ここまで述べてきた通り(1)どれだけ介護を実践を通して理解しているか(2)どれだけマネージャーとして優秀か、という2点がまず大事です。しかし、これだけでは不十分です。

この上に求められるのは、日本の介護がどのように発展してきたのかという歴史(先人たちによる利用者のための戦いの軌跡)を語れるようになり、そこに自分として何をなしたかを加えて、自分の言葉で語れるようになることだと思います。

あらためて、就職おめでとうございます。
どこかでお会いできる日を、楽しみにしております。

KAIGO LAB編集部一同

KAIGOLABの最新情報をお届けします。

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