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病気の履歴書=既往歴(きおうれき)をつけておこう

既往歴

既往歴(きおうれき)とは?

既往歴(きおうれき)とは、これまでにかかった病気の記録です(病気の履歴書)。もちろん、これが、要介護者の幼少期からあればいいのですが、そんなことはまず無理です。気負う必要はなく、ただ、親が要介護になってから、これまでを振り返るイメージで(まずは)問題ありません。

入院やリハビリなど、どの期間(when)、どこの病院や施設で(where)、担当の先生は誰で(who)、なんの病気や不具合を(what)、なにがきっかけで(why)、どのような治療・投薬やリハビリを(how)受けたのかを記録しておくのです(5W1H)。さらに、検査データ、健康診断の結果、アレルギー、薬の副作用、交通事故、出産経験などについても一緒にまとめておくとよいでしょう。

これを書くとき、大きな病気だけでなく、軽いと思った病気(カゼなど)についても、できるだけ細かく書いておくことが大事です。面倒ですが、一度作ってしまえば、あとはほとんど更新しませんから、やってしまいましょう。

この既往歴は、医師が、要介護者の診断や治療法を考える上で、重要なものになります。また、介護者としても、何度も同じことを話す必要がなくなるので、とても楽です。

既往歴(きおうれき)をコピーして親の自宅にも置いておく

要介護者の既往歴は、自分の手元に置いておくのはもちろんです。さらに、コピーを、要介護者の自宅に置いておくと便利です。というのは、要介護者が突然倒れて救急車となったとき、必ずしも自分がすぐに現場に行けるわけではないからです。

自分の親族なり、ヘルパーなりと、常に「親の自宅の◯◯の中に、細かい既往歴があります」ということを共有しておきましょう。いざというとき、自分の代わりに、救急病院の医師のところにそれを持っていってもらうこともあるかもしれないからです。

ついでに自分や家族の既往歴もつけておこう

要介護者の既往歴だけがあって、自分や家族の既往歴がないのは、おかしな話です(現実には、そういう人も多いと思いますが)。せっかくなので、要介護者の既往歴だけでなく、自分と家族のものも作っておきましょう。

いざというときは、誰にも訪れます。そのときに、既往歴のおかげで助かる可能性があるなら、その作業は安いものです。
 

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