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財務会計の基礎(損益計算書について)【KAIGO LAB SCHOOL 第9回授業】

財務会計の学習風景2

KAIGO LAB SCHOOL は、介護業界で働く若手人材向けのビジネス・スクールです(授業料無料)。理念は「日々の業務課題を高いレベルで解決し、その解決策を介護業界全体に広め、もって介護業界の発展に大きく寄与する人材を輩出する」です。今回は『財務会計(2)』の様子を報告します。

利益には様々な種類があるが・・・

損益計算書とは、ある一定期間内における組織の収益や費用を明らかにするものです。その中には、売上総利益、営業利益、経常利益、当期利益といった様々な利益が示されています。それぞれ重要なのですが、意味するところが異なります。

今回の講義では、こうした、さまざまな利益が意味するところの違いについて、深めていく形がとられています。中でも、営業利益の重要性については、業界毎の平均値も含めて解説が行われました。

一通り、利益についての考え方が伝えられた後に、ワークとして、介護業界3社の財務諸表の分析を行いました。特に、安定的な経営状態にある会社と、厳しい状態にある会社について、2年分の財務諸表から、それぞれ、財務状態を改善するために必要な施策についても議論しています。

企業価値の算出

企業は、それ自体が商品にもなりえます。そして商品には、価格があります。では、一つの企業を買い取るときの価格は、どのように計算されるのでしょうか。DCF(Discounted Cash Flow)法については、指定されている教科書の参照にとどめつつ、EBITDA倍率法とPER倍率法についての説明が行われています。

EBITDA法とPER倍率法は、非常に簡単な方法ではあるものの、特定の会社の価格をすばやく判断するためには非常に有用です。非上場の会社の株式を購入したり、そうした会社の経営権を購入(買収)したり、または自社を売却したりするときに、こうした方法を知らないと、足元をすくわれます。

真面目に仕事をしていて、その期間が長くなると、人生に何度かは、直接・間接に企業買収に関わることにもなります。そのときに、簡単な方法でも構わないので、企業価値の算出方法を知っておくことは損にはなりません。

また、ビジネスパーソンとして、自分が所属している組織の企業価値を理解し、それを高めるような仕事をすることは、その組織でより責任ある立場になっていくための必要条件です。KAIGO LAB SCHOOL は、介護業界における将来の幹部を育成していくところですから、こうした知識も大切なものとして、その習得に対して時間が割かれています。

起業から上場まで、企業価値を成長させていく物語

上場は、必ずしも必要なことではありませんが、企業には「成長すること」が求められます。「成長など必要ない」という考え方もありますが、それでは、その会社に出資してくれた人への恩返しができませんし、雇用を維持していくこともままなりません。

今回の講義では、企業が、財務会計的に、どのような物語を通して成長していくのかについても説明がなされました。企業は、なんとなく起業されて、そこから、ただ愚直に頑張るだけで、大きくなったりはしません。きちんとした財務会計戦略があってはじめて、効率的に成長していくことが可能になります。

普段、経理部などの部門に所属していない人であっても、財務会計の知識がなければ、幹部になっていくことはできないのです。今回は、この必要最低限のところについて、網羅的な説明がなされています。

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