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学習と成長の仕組みについて【KAIGO LAB SCHOOL 第二回授業】

KAIGO LAB SCHOOL 第二回

授業料が無料のビジネス・スクール開校中

介護業界で働く若手人材向けのビジネス・スクール(授業料無料)が今月の頭から開講しています。1期生として集まったのは15名の人材で、昨晩は第二回目の授業が行われました。

KAIGO LAB SCHOOL の理念は「日々の業務課題を高いレベルで解決し、その解決策を介護業界全体に広め、もって介護業界の発展に大きく寄与する人材を輩出する」というものです。

このビジネス・スクール設立の詳細な背景については、過去記事『KAIGO LAB SCHOOL(介護業界の若手向け / 無料のビジネス・スクール)を開校します!』を参照ください。

実は、開校後も、このビジネス・スクールに関するお問い合わせが続いております。2期生としての参加を希望する人とメディア関係者が主ですが、講師として無料でも教えたいという人からの連絡もあります。

第二回授業は『学習と成長の仕組みについて』でした

第二回授業は『学習と成長の仕組みについて』でした。学習や成長が重要であることは誰もが知っているのに、人間の学習や成長がどのような仕組みで動いているのかに関する知識を持っている人は(学校で教えられていないため)あまり多くありません。

人間にとって成長は、自己重要感、充実感、達成感などにつながる、いわば人間が幸福に生きるためになくてはならないものです。ですから、自分自身の学習と成長はもちろん、後輩や部下の学習と成長についても考える力をつけるため、基本的な知識について学びました。

特に重要なのは、同じ経験をしていても、成長の速度が異なることの背景について理解することです(経験学習論)。学問には、経験に利息をつける効果があります(スキーマ)。また、学習サイクルにおける内省のステップが鍵になることや、職種別の成長の阻害要因などについても学びました。座学を日々の業務に結びつける方法や、個人の学習のみならず、組織学習という分野にも踏み込んでいます。

授業の後半では、ケースメソッド教授法(実際のビジネスで発生した事例を用いた討議による学び)に基づいて、クラスメートとのディスカッションが行われています。ここでは、ケースそのものを上手に料理することよりも、課題に対応するときの方法論について学んでいます。

実際のビジネスでもそうですが、課題が目の前に現れたときに、いきなり解決策にジャンプするのは、ジュニアの対応です。アプローチは一つではありませんが、課題を前にしたときには(1)課題に対する網羅的な視点(アスペクト)出し(2)視点の粒度を意識した構造化(3)視点の重要性評価、という前処理が大事です。

クラスメートたちは、徐々にチームになりつつあります

まだまだ、お互いの理解が進んでいないところもあって、クラスメートの間には緊張が見られます。とはいえ、1期生は、KAIGO LAB SCHOOL の今後を決める人々でもあります。その自覚もあり、クラスメートの歩み寄りが見られました。

初回授業のはじめは、面識のある生徒が固まって座っていました。しかし第二回の今回は、生徒が自発的に、まだほとんど話したことのない生徒の隣に座るようになっています。生徒の何名かは、授業の後に、軽く食事に行ったようです。

著名な経営コンサルタントである大前研一氏は、かつて「人間が変わる方法は3つしかない。1つ目は時間配分を変えること。2つ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。」と述べています。

KAIGO LAB SCHOOL への参加は、少なくとも、時間配分と付き合う人を新たにする力があります。これからの生徒の変化が楽しみです。

KAIGOLABの最新情報をお届けします。

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