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【読者投稿10】やられた、と思いました。本当は、変わりたいと思っています。

読者投稿

いつもありがとうございます。定年退職後に、家内の介護をしながら生活している、60代の人間です。介護自体は、ヘルパーさんのおかげで、世間で言われているほどには大変ではありません。今後はどうなるかわかりませんが、まあ、うまくやれていると思います。

私は、KAIGO LAB を、すこし斜めに考えていました。今でも、正直、完全に信頼しているわけではありません。広告で儲けるために記事が更新されているはずですし、本当の意味で介護に向き合っているとは思えない部分もあるからです。介護の世界では、やはり、現場のヘルパーさんが、一番大事な存在だと思っています。

ただ、いつのまにか、こうして毎日、KAIGO LAB の記事を読むようになっている自分がいるのも事実です。多くは、すでに知っていることだったり、私には関係のないことだったりするのに、です。惰性の部分もあるのでしょうが、惰性とは言えないところも確かにあります。

今年の1月の記事『ネガティブな発言によって、人は孤立する(群れのルールから考える)』を読んだとき、やられた、と思いました。はじめは強く反発し、実は、Facebookページにも厳しいコメントを入れました(後で、このコメントは消しています)。

私は、この年齢になるまで、この記事に書かれているとおりの人生を歩んできたように感じています。特に「一般にこれと信じられていることを否定すると、そこに注目が集まります。ですから、自分を際立たせるのに最も簡単な方法は、とにかく批判してみせることです。こちらのネガティブな発言は、注目は集まりますが、同時に、自らを孤立させます」という部分です。

自分でも驚くくらいに強く反発するということは、痛いところを突かれた証拠でしょう。これは匿名だから言えることですが、現役時代の私は、実際に、ただ注目してもらいたかったのだと思います。そのために批判的な人間であり続け、結果として孤立する人生でした。

それでも、現役のころは、なんとかなってきました。しかし、こうして定年し、自宅にいるばかりの人生になってみて、わかったことがあります。私は、40年以上も現役生活をしてきたのに、本当の意味で仲間と呼べるような人脈を築くことには、失敗したということです。

先にも述べたとおり、とにかく批判する人生だったからです。注目は集められましたし、そこそこの地位にまで行きましたから、これはこれで合理的な部分もありました。しかし、その結果はどうだったでしょう。長い時間を使ったのに、本当に自分が欲していたものが手に入ったようには思えないのです。

この年齢になってから言うことではないかもしれませんが、私は、本当は、変わりたいと思っています。他者のことを認め、よいところを賞賛し、お互いの存在を喜び合えるような、そんな仲間が欲しいのです。営利企業にとって優秀な歯車であることではなくて、ただ、誰かにとって大切な存在でありたいです。

以前であれば、このように恥ずかしい発言は、たとえ匿名でもできなかったことです。ただ、こうして人生も晩年になると、そんな余裕はなくなるものなのですね。残された人生を、現役時代以上に、とても大事なものだと感じています。

相変わらず、記事については、厳しい視点から読むことはやめられそうにありません。ただ、その後のリアクションとして、Facebookページにネガティブなコメントを書くような人生は終わりにしたいと思います。

こうして、きちんと感謝の意を表し、将来の仲間に対して「このサイト、面白いよ」と紹介できるような、そういう人生に変えていきたいと思っています。あらためて、いつも、ありがとうございます。大変でしょうが、これからも、記事の更新を頑張ってください。

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