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特に汚物の処理に注意!ノロウイルスについて知ろう【動画18】

ノロウイルス

ノロウイルスは怖い

ノロウイルスの感染は、一年を通じて起こるのですが、特に冬場(11月~2月)に流行します。最近はまた、ノロウイルスの流行が言われていますので、注意したいです。これからが、まさにノロウイルスとの戦いの季節です。

特に身体が弱っている要介護者にとって、ノロウイルスに感染することは、非常に危険です。ノロウイルスは、わずかな量(100個以下)でも感染し、嘔吐、下痢、腹痛を起こす(脱水症状につながる)ものです。しかも悪いことに、現在は有効なワクチンがありません。

ノロウイルスがいる可能性があるのは、二枚貝、感染者の腸内、嘔吐物(1〜10万個/1g)や便(約10億個/1g)の中です。特に便の中には、驚くほど多数のノロウイルスがいる可能性があるので、本当に注意が必要です。100個もあれば感染するので、便の場合は、0.0000001gあれば、感染力を持ってしまうわけです。

二枚貝の場合は、85度以上の温度で1分以上加熱することが、厚生労働省の指針となっています。高齢者にとって、貝の生食はかなりのリスクがあると理解しておく必要があります。

とはいえ、感染力を考えると、特に重要なのは便の処理です。ノロウイルス感染者の嘔吐物や便の処理を行ったとします。そして見た目には綺麗になっていたとしましょう。しかし、そこに少しだけノロウイルスが残っていて、それを掃除機で吸ってしまうと大変です。掃除機の排気によってノロウイルスが空気中に散布される可能性があるからです。

汚物の処理方法を学ぼう!

ケースにもよりますが、要介護者の便の処理をすることは、介護者によっては日常的なものかもしれません。そのとき、要介護者に、少しでもノロウイルスへの感染の疑いがあれば、処理については、慎重になりたいです。なにはともあれ、注意に越したことはありません。

汚物の処理方法については、次の動画が丁寧で参考になります。準備するものが多いですが、介護がはじまったら、覚悟をして、これらの準備はしておきましょう。次亜塩素酸ナトリウムなどは、あまり聞いたことのないものかもしれませんが、普通に買えます。これは、殺菌のための食品添加物としても使用されるものです。
 

上の動画が見れない場合は、大分県が出している資料(pdf)も参考になるので、そちらを見てください。こちらは、一部動画と異なり、シューズカバーがありません。その代わり、トイレの清掃がついていますので、そこも参考になります。

いろいろと大変なことも多いですが、慣れてしまえば、楽にもなります。要介護者のみならず、自分自身の健康のためにも、汚物の処理についてはしっかりと学んで、実践したいですね。

※参考文献
・大田ナーシングホーム翔裕園, 『ノロウイルスの基礎知識』, 施設内研修の動画
 

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