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介護ベッドからポータブルトイレへの移乗【動画17】

ベッドからポータブルトイレへの移乗

いちばん辛いのが排泄介助

介護の負担の中で、もっとも辛いと言われるのが、入浴と排泄の介助です。特に、排泄の介助は、身体的にも精神的にもきついものです。ここを少しでも楽にするためのノウハウは、意識して学んでいく必要があります。

こうした介護技術については、動画がたくさんアップされています。本当によい時代だと思います。そうした中で、15万回以上再生されているノウハウ動画があるので、ご紹介します。この動画だけで、全てがわかるわけではありませんが、それでも、とても理解しやすいように編集されています。

動画は、左麻痺の場合を想定していますが、学べることは、左麻痺の場合に限りません。立ち上がるときに、足を引くことで立ち上がりやすくするとか、膝を添えて膝折れを防ぐといったことは、実際に目で見たほうがわかりやすいです。たとえば、麻痺のないほうの片足(健足)を軸にしての90度回転などは、介護のプロにとっては常識でしょうが、家族としては「なるほど」と思います。
 

介護のプロには常識でも、介護に慣れていない家族には新鮮

当たり前ですが、要介護者が立った状態になったら、ポータブルトイレのほうをちょうど良い位置に動かします。だからポータブル(移動可能な)トイレと呼ばれるのですから。しかし、こうしたことも、介護のプロには常識すぎることでしょうが、家族からすれば「おお!」と感じます。

ここは、動画内では解説がないのですが、ズボンと下着を下ろすところは、まずは要介護者に自分でやってもらいます。これは、なんでも介護者(家族)がやってしまうと、本人のできることが少なくなるからです。また、自尊心への配慮もあります。

特に危険な動作ではなく、本人がやれることまでやってしまう「至れり尽くせりの介護」はよくありません。結果として、本人のできることを奪ってしまうことにつながるからです。できないところだけ、また、できそうでも失敗したら危険なところだけを、サポートすることが大事です。

次も、介護経験の長い人には常識ですが、トイレの最中は、席を外します。じっと見られていると、排泄しにくいからです。もちろん、排泄音が聞こえないところまで移動して待機するのがエチケットです。

麻痺している側(患側)はそのままで、麻痺のない側(健側)のお尻を前に出します。患側のお尻を前に出す場合は、介助します。立ち上がるときは、木本的に患側(特に、一番重たいお尻)を支えます。

また、この動画の4:10からは、正しい排泄姿勢まで解説してくれているので、とても勉強になります。
 

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