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【メディア掲載16】『おはよう21』(2017年2月号);介護職のためのリーダーシップ講座

【メディア掲載16】『おはよう21』(2017年2月号);介護職のためのリーダーシップ講座

専門誌『おはよう21』にて短期連載

介護の専門職のための総合情報誌に『おはよう21』(中央法規)というものがあります。この情報誌にて、KAIGO LAB 編集長の酒井穣が、3回にわたって「介護職のためのリーダーシップ講座」を短期連載します。その第1回が、2017年2月号(2016年12月27日発売)に掲載されました。

『おはよう21』は、介護現場で起こる様々な事例に即した研究とその発表の場としての意味があります。ますます高まっていく介護の専門性に対して、最新情報のみならず、事例を掘り下げた深い記事も読めるところが特徴です。

今回は、介護業界の若手向け、授業料無料のビジネス・スクールである KAIGO LAB SCHOOL の活動が認められ、経営学における中心的なテーマの一つであるリーダーシップについて、短期連載の運びとなりました。とても名誉なことです。

連載第1回の内容について

第1回では、まず「リーダーシップとは何か」という形で、リーダーシップの定義に迫ります。リーダーシップは、多くの人の人生を左右する非常に大事な概念なのですが、そもそも定義レベルからして混乱と誤解の多いテーマです。まず、第1回の記事にも掲載した、以下のチェックリストを試してみてください。

・フォロアーが多数いるリーダーがすごいリーダーである
・リーダーは、常識と品格を兼ね備えた尊敬できる人物である
・リーダーは、フォロアーの意見をよく聞かないとならない
・リーダーシップは才能であり、あとから学ぶことはできない
・リーダーには、周囲を圧倒するような強さが必要である
・優れたマネージャーは、優れたリーダーである
・リーダーには、我慢しなければならないことが多い

ここに掲載した項目は、どれも全て「リーダーシップ」における「典型的な誤解」です。もちろん、場合にもよりますが、真実は、ここに示した項目の逆にあります。

リーダーシップのヒント

フォロアーのあるなしに関わらず、リーダーはリーダーです。実際に、リーダーは、フォロアーがつく前後で、根本的な変化はありません。単に、周囲が、その人のリーダーシップを評価するかどうかの話です。常識や品格があったほうが良いですが、それとリーダーシップは別の話です。

リーダーは、良くも悪くも、周囲の意見を参考にはしても、そこから、自分のリーダーとしてのあり方自体を変えることはありません。また、リーダーシップは才能ではなく、心の持ち方の問題です。後天的に学ぶことができます。周囲を圧倒するような強さも、必要ありません。

マネージャーとリーダーは違います。色々な表現がありますが、マネージャーの思考は、管理監督する部下からはじまります。これに対して、リーダーの思考は、あるべき未来の姿からはじまります。

リーダーは、むしろ我慢強くありません。こうしたいという気持ちを我慢せず、自分の本心に従って生きるような存在です。その過程では、当然、我慢しなければならないこともあります。しかし、リーダーになるということは、むしろ、それまで我慢してきたことをやめるということでもあります。

※参考文献
・酒井 穣, 『リーダーシップでいちばん大切なこと』, 日本能率協会マネジメントセンター, 2011年3月16日

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