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お任せケアプランにならないように。それでは上手くいかない。

お任せケアプラン

介護のはじまりでは、ケアマネ任せでも仕方がないけれど

介護のはじまりにおいては、介護の知識がゼロというのが普通です。このときは、まず、介護パニックを脱することが大事なので、介護サービスは、ほとんどがケアマネ任せになっても仕方がないでしょう。

ただ、ケアマネからしても、介護の初期には、まだ、要介護者についてはもちろん、介護者(家族)のこともよくわかりません。そうした、情報が足りない状況で立てたケアプラン(介護サービスの利用計画)が、そもそも完璧なわけもありません。

にもかかわらず、少なからぬ要介護者・介護者が、はじめのケアプランを変更しないままだったりすると言います。特に、介護のことをただの面倒と考えてしまう介護者も少なくないため、とにかく、一旦落ち着いたらそれでいいとしてしまうこともあるようです。

ケアマネとしても、問題点を指摘してもらわないとわからない

特に優秀なケアマネほど、法定ギリギリの、36人の要介護者をクライアントとしています。そのため、本当は個々の家庭の状況を詳細に把握した上で、ケアプランを見直したいとは思っていても、忙しすぎて、対応するのが難しいことも多いのです。

介護サービスを利用する目的は、まず、要介護者の自立を助けることです。その上で、介護者の仕事と介護を両立させることで、介護にかかる費用負担をカバーしていくことも考えなければいけません。

ということは(1)要介護者の自立が進まない場合(2)仕事と介護の両立が楽にならない場合には、ケアマネにその旨を伝えて、ケアプランの見直しをする必要があります。こうした状況に我慢している必要は、まったくありません。

ケアマネは、普通は高額のサービスをすすめてこない

特に注意したいのは、ケアマネは、普通は遠慮して、高額な介護サービスをすすめてこないということです。特に、介護保険が適用されないサービスについては、要介護者・介護者から明確な要望がない限り、はじめのケアプランには入ってきません(もちろん個人差はあります)。

しかし、高額であったとしても、それで自立が進んで、介護の度合いが下がれば、そのサービスも必要なくなるでしょう。また、高額であったとしても、仕事と介護の両立が楽になれば、それによって、仕事のほうの収入を上げられるかもしれません。

リハビリや介護予防にお金を使うと、将来の介護にかかる費用が抑制できます。仕事の時間を確保するためにお金を使うということは、自分に投資するということです。結果として将来の収入を増やせる可能性もあります。なんでもそうですが、目先の1円をケチると、将来の財産を失います。

最終的には、自分でケアプランが立てられるのが理想

介護経験が長くなれば、基本的に、どのようなサービスが受けられるのかが理解できるようになります。自分でも勉強をして、サービスの特徴をつかみ、いつかは自分でケアプランを立てられるところまで到達したいです。

もちろん、プロであるケアマネのレベルまでには至らないかもしれません。それでも、自分がどうしたいのかを明確にできるクライアントは、ケアマネからしても、アドバイスがしやすいものです。そうして、より優れたケアプランが作成できるようになります。

究極的には、ケアマネに頼らずに、完全に自分でケアプランを立てることもできます。これを特に「セルフケアプラン」と言います。この場合は、当然、ケアプランの作成は大変になりますが、介護サービスを提供してくれる事業者とも直接つながりますから、いろいろと要望を伝えることも楽になります。

数名にすぎませんが、KAIGO LABでは、セルフケアプランを作成したことのある人に話を聞いてみました。彼らの言い分では、なによりも一番お大きな利点は「介護のことがわかるようになる」ということでした。また、自分でやってみると、逆に、ケアマネのありがたみもわかるそうです(結局、今はケアマネにお願いしているという人もいました)。
 

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