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45〜54歳の人は、明日からの親の介護を想定しておく

45〜54歳の人は、明日からの親の介護を想定しておく

親の介護は45~54歳ではじまる

株式会社オールアバウトが、親の介護について、介護経験者663人および介護未経験者443人を対象に調査を行っています。結果として、介護経験者の約4割が45~54歳の間で、親の介護がはじまっていたことがわかりました。

この調査対象では、約6割の人が「介護に対する心構えができていなかった」と回答しています。要するに「介護なんて、まだまだ先の話」と考えていた人に、急に訪れるのが親の介護という大問題ということです。

今現在、45~54歳であり、まだ親の介護がはじまっていない人は、明日からの介護を想定しておく必要があります。介護を想定すれば、自分がいかにその準備ができていないかも自覚できるでしょう。実際に、親の介護の準備をしている人は約1割程度ということもわかっています。

「お父さんが急に倒れました」という連絡

いつか、あなたの携帯電話に「お父さんが急に倒れました」といった電話がかかってきます。そこから、入院の保証人としてだったり、パジャマや歯ブラシに油性ペンで名前を書くことだったり、親の自宅のバリアフリー化だったり、様々なタスクが急に発生してきます。

事前に準備ができていれば、こうしたタスクに振り回されることがないのは、仕事と同じです。想定され、準備されていることには、振り回されたりしないものです。しかし想定されていないことは、走りながら考えるしかないものです。

親の介護だけを気にしていればよいのなら、走りながら考えることも可能かもしれません。しかし、仕事だったり、子育てだったり、他にも考えるべきことがたくさんあるのが、45~54歳の現実でしょう。そうなると、走っているだけで、考えられない状況、すなわち振り回される状況が生まれてしまいます。

家族と話し合っておくこと

まだ介護がはじまっていない45~54歳であれば、まずは、家族と親の介護について話し合っておくことが必要です。それはちょうど、地震があったら、どうやってお互いの安否確認を行いって、どこで落ち合うかといった話し合いと同じです。

兄弟姉妹がいれば、緊急時には兄弟姉妹の誰が駆けつけるのか、そのときのお金はどうするのかといったことも決めておく必要があります。バタバタする中で判断すると、最適な選択ができるはずもありません。これも仕事と同じで(1)どのような場合(2)誰が(3)何をするのか、を決めておくことが大事です。

このとき、ひとつどうしても大事にしてもらいたいことがあります。それは、親の日常生活がどのようなものかを理解しておくという、親の情報収集です。心身に障害を負ったとしても、介護は、日常生活はできる限り継続されるように動きます。このとき、親の日常生活がわからないと、介護の負担は大きくなるからです。

※参考文献
・株式会社オールアバウト(PR), 『「まだ先?」は大間違い。40代から準備すべき「親の介護」に関する調査を発表。』, 2018年12月21日

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