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介護業界の絶対的キーマンが抱く「熱い思い」(飯塚裕久さん)

飯塚裕久さん飯塚裕久さん

名著『ヘルプマン!』に登場する飛石亘のモデル

介護に少しでも関わっているなら、絶対に読んでおきたいのが、漫画『ヘルプマン!』(くさか里樹著)です。実は、この漫画(22〜24巻)の主人公として登場する飛石亘(とびいし・わたる)のモデルが、今回登場いただいた飯塚裕久(いいづか・ひろひさ)さんです。

飛石亘は、漫画の中では、かなり破天荒なキャラクターとして書かれています。介護に関する知識ゼロの状態から、介護業界の不合理性にぶつかり、悩みます。そして、ビジネスとしての介護を模索する中で、大きく成長していくのです。

飯塚さんは、少しおちゃめな外見だけは、飛石亘とよく似ています。しかし実際の飯塚さんは、飛石亘とは異なり、介護に関する圧倒的な知識と経験を持っている人です。新聞や雑誌など様々なメディアにも登場して、介護業界に関する提言を行ったりもしています。いわば、介護業界の有名人です。

飯塚裕久さんの仕事

現在、飯塚さんは、飯塚さんのお祖母様が立ち上げた介護事業を3代目として経営しています(小規模多機能型居宅介護事業所「ユアハウス弥生」所長)。その他にも、介護のプロ同士がお互いを高めあうことを目指す「NPO法人もんじゅ」の代表理事もしています。

メディアへの露出が多いので、介護の仕事はそこそこなのかと思いきや、飯塚さんは、その人生の全てを介護に注いでいると言えるほどに、介護どっぷりの毎日を過ごしています。プライベートでさえ、介護イベントの準備・開催にあてられており、とにかく介護に関わるという部分からズレることはありません。

飯塚さんをよく知る人々は、口を揃えて「あの外見だから誤解されやすいが、飯塚さんほど、介護に真面目な人も少ない」と言います。まさに、日本の介護業界のキーマンなのです。

飯塚裕久さんの熱い思い

飯塚さんは、今の日本の介護について、いつも怒っています。介護の現場では、人間の心のありかたが問われます。介護をする家族の苦悩、介護される高齢者の苦悩、そしてそれを支える介護のプロたちの苦悩を、すべて「自分のこと」として考える人だからこそ、日本の介護のあるべき姿と現実のギャップがもどかしいのです。

そして飯塚さんは、そうした怒りを、ただ放置しているような人ではありません。とにかく、行動力があり、なにかアイディアが浮かぶと、その場でそれを実現しようとします。そんな飯塚さんだからこそ、多くの人がその周囲に集まり、飯塚さんに期待するのです。

飯塚さんは、飲みに行くと必ず、周囲に「介護とは・・・」と問いかけます。飯塚さんにとってそれは、命の尊さに向き合うことであり、人間の可能性に驚くことであり、自分の人生そのものです。

飯塚裕久さんが KAIGO LAB に期待すること

私は、介護を、介護のプロではない一般の方にこそ、もっと知ってもらいたいという願いを持っています。今現在、介護をしている家族だけではありません。まだ介護に関わっていない人や、これからも介護とは無縁の人にも知ってもらいたいのです。義務教育として、学校のカリキュラムに入れてもいいくらいです。

その理由は、私が、介護という人間の営みに、日々感動しているからです。この感動を、もっと多くの人に知ってもらいたいのです。

もちろん、実際の介護は、非常に負担が大きく、悲しい出来事もたくさんある世界です。ですが、それは人間にとって、ただ「面倒なこと」ではありません。介護とは、命そのものと向き合う、またとないチャンスでもあるのです。

KAIGO LAB は、介護のプロではない、一般の人に向けた介護メディアです(実は、介護のプロもみんな楽しみに読んでいますが)。日本には、多くの介護メディアがあります。しかし、一般向けにわかりやすく、かつ「おいおい、それを言っちゃうのか?」というレベルの裏話まで含めて発信しているのは、おそらく KAIGO LAB だけだと思います。

だからこそ、私は、KAIGO LAB には、介護の厳しさだけでなく、介護のポジティブな可能性についても、発信してもらいたいと思っています。私たちの介護に関する悩みだけでなくて「介護には人生をかけるだけの意味がある」ということを、ぜひとも伝えてもらいたいのです。

KAIGOLABの最新情報をお届けします。

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