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ポケモンGOで介護予防!世界が変わる本物のイノベーションが登場!

ポケモンGOで介護予防!

ポケモンGO開発の背景

各所で話題になっているポケモンGOは、任天堂の故岩田聡(いわた・さとる)前社長の人生をかけた思いが結実したものです。岩田氏は、昨年7月に55歳という若さで他界されており、残念ながら、この大成功を目にすることはありませんでした。

岩田氏は、任天堂の創業家から経営を引き継いだ4代目となる社長でした。どんどん複雑化していくゲームに危機感を持っており、老若男女が誰でも楽しめる、もっとシンプルで直感的に楽しめるゲームを、一貫して追い続けてきた人物でもあります。以下、ジョン・ハンケ氏と任天堂の開発者からのメッセージ(1:32)です。

この、ポケモンGOの開発は、実は、グーグルの社内プロジェクトでした。グーグルは、グーグルアースという地球規模の位置情報サービスを提供しています。このグーグルアースを作ったジョン・ハンケ氏が、グーグルマップ上でポケモンを捕まえるゲームであるポケモンチャレンジというゲームを開発したことがきっかけです。

後にジョン・ハンケ氏は独立し、ナイアンティックという会社を設立します。この会社に、任天堂が出資(20%程度)をする形で、ポケモンGOができています。全てが日本主導というわけではない点だけは少し残念ですが、それでも日本のコンテンツが世界に認められた事例として、歴史に名を残すゲームとなるでしょう。

ポケモンGOは、普通に楽しむ分には、無料で十分に遊べるようになっています。少なからぬゲームが、無料といって客を寄せ、その上で大きな課金が必要という作りになっている現在、ポケモンGOは、理念のあるゲームと言ってよいでしょう。

ポケモンGOが介護予防に!様々な効果が期待されている

ポケモンGOは、スマートフォンの位置情報機能を応用し、外に出て、歩き回りながら遊ぶゲームです。ポケットモンスター(ポケモン)と呼ばれる様々な空想上のモンスターを収集し、育成し、友達と戦わせ、将来的には交換もできるようになるでしょう。

難しいゲームではなく、岩田氏が夢見たとおり、老若男女が誰でも楽しめるような作りになっています。そして、かなりの距離を歩くことになるので、それだけでも運動不足や介護予防になります。さらに、認知症の予防などについても、その可能性が指摘されはじめているのです。

たとえば、特定の場所で獲れるモンスターの卵は、一定以上の距離を歩かないと、孵化しない仕組みになっています。歩いたとみなされるのは、速度10km/h以下のようで、自動車や電車などでの移動は、これにカウントされないため、どうしても歩くことになります(裏技もありますが)。

どこかの公園で、年齢も性別も異なる知らない人同士が、ポケモンGOの話題で盛り上がるという現象が、すでに発生しています。介護予防になるのはもちろん、外出とコミュニケーションが減少しつつある社会において、これは画期的なことでしょう。

他のゲームとの最も大きな違いは、とにかく世界的な社会現象と言えるまでに、ユーザー数が多いということです。世界中の人々との共通の話題を提供しているという点において、ポケモンGOを上回るものは、過去にも未来にも、そうそう出てこないと思われます。

安全性にはくれぐれも注意が必要

歩きスマホが危険であることは、すでに多くのところで指摘されてきました。しかし、このポケモンGOというゲームは、歩きスマホを前提としたゲームである点が、最大の弱点です。すでに少なからぬ交通事故などが起こっていますので、とにかく、注意が必要です。

実際にやってみればわかりますが、どうしても、歩きながらゲームをしてしまいたくなります。ここについては、公式サイトでも、以下の5点について、注意喚起をしています。くれぐれも、この注意を守ってください。

1. ゲームを始める時は、天候や周囲の状況などをよく確認してください。
2. スマートフォンを操作するときは、周囲の安全を確認した上で、立ち止まって操作してください。
3. 移動するときは顔を上げ、周りの人や物など、周囲の状況をよく確認してから移動してください。
4. ポケモンが現れたら振動でお知らせします。周囲の安全を確認した上で、スマートフォンを操作してください。
5. ポケストップやジムは、あらかじめ場所を確認し、近づいてからスマートフォンを操作してください。

ちなみに、ある知り合いの高齢者は「珍しいモンスターを集めて、孫にあげる」と言って、これまではほとんどしなかった散歩をするようになりました(現在はまだモンスターの交換機能はないのですが)。この高齢者は、それまでは、ヘルパーがいくらお願いしても、自宅でテレビばかり見ていた人です。

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