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介護食コンテスト?プロの料理人に、ぜひ参加してもらいたい!

介護食コンテスト

介護食のレベルを競うコンテストが増えてきている

介護食の市場は、現在はまだ1,100億円程度ですが、これが将来3兆円市場になるという予測があります。それだけ、成長の見込める領域ですので、食品加工会社などが、こぞって商品の開発を急いでいます。この流れで、最近、食品会社が主催する介護食コンテストが増えてきています。

福祉施設・病院などの調理業務を受託している日清医療食品の場合は、時間と材料費に制限をもうけた本格的なコンテストを主催しています。味の素やマルハニチロは、介護食のレシピコンテストを行っています。日本食糧新聞社は、農林水産省の後援を受けて、企業レベルでのコンテストを主催しています。

遠くない将来、参加型のランキングサイトが生まれる

今のところ、介護食のランキングサイトは、どれも、売れ筋ランキングという形式で、そこからのネット販売で売り上げをあげることを目的としたものばかりです。客観性に乏しく、目的が売り上げになっているため、おいそれと信用するわけにはいきません。

しかし、介護に関わる人であれば誰もが、もっと信頼できる、オススメの介護食や介護食を出すレストランの情報が欲しいと思っています。レシピに関しては、レシピサイトがカバーするでしょう。しかし、市販の商品やレストランの情報となると、やはり、ユーザー参加型のメディアが欲しいところです。いずれは、そうしたサイトも生まれてくると思います。

来たれ!プロの料理人

今後は、介護食についてのカリスマ料理人が出てくると思われます。現在、プロの料理人として活躍されている方こそ、この分野に挑戦してもらいたいです。市場も大きいですし、同時に、一般の調理とは異なるノウハウも求められるので、まったく新しい領域になっていきます。

今から、修行を重ねて、ミシュランスターを取れるようなレストランを持つことは難しいでしょう。国内では、人口の減少とともに、レストランの総数も減っていくことが予想されるからです。

しかし、介護食の分野はこれから急成長しますし、ここには、まだ「(介護食)料理の鉄人」も生まれていません。また、この分野におけるミシュランもありません。これは、大きなチャンスだと思います。

同時に「(介護食)料理の鉄人」は、介護現場の明るい話題になります。噛む力が落ちても、飲み込む力が落ちても、食べる喜びを得られるような、そんな世界を生み出せるのは、日本の料理人だと信じています。

介護現場の皆が「なんだよ、俺たちが普段食べているものよりも、こっちの介護食のほうがずっと美味いじゃないか・・・」といった話題で笑えるような未来を、ぜひ、作ってください。
 

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