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データから見た高齢者の心理(典型的な高齢者の心理7項目)

家族との団らん

典型的な高齢者(60歳以上)の心理をまとめると

あくまでもデータから見える姿であり、ばらつきも多いのですが、内閣府政策統括官の委託研究(サンプル数3,000人、有効回収数1,999人)の結果から見える典型的な高齢者の心理をまとめると、以下の7項目にまとめることができます。

(1)だいたいが生きがい(喜びや楽しみ)を感じている
(2)生きがいを感じるのは家族との団らん
(3)70〜80歳になったときは支えてほしい
(4)いつかは仕事から引退したい
(5)なんらかの社会活動に参加したい
(6)社会活動では友達ができるのが楽しい
(7)社会活動では生活に充実感も生まれる

より詳細な内容について、以下、さらに見ていきます。

高齢者の約8割が生きがいを感じている

同研究の結果によると、高齢者(60歳以上)の約8割(79.2%)が、生きがいを感じているとのことです。高齢者が生きがいを感じるときは「孫など家族との団らんの時」が約半数(48.8%)と、最も多かったようです。

生きがいを感じる時には、男女差もあります。男性は「趣味やスポーツに熱中している時」に生きがいを感じる人が多い(49.0%)のに対して、女性は「孫など家族との団らんの時」の割合(55.4%)が最も多く、次いで「友人や知人と食事、雑談をしている時」(50.9%)、「おいしい物を食べている時」(44.4%)に生きがいを感じています。

高齢者が一般的に求めていることは?

支えが必要となる一般的な年齢としては、70歳以上が最も多かったものの(25.6%)、75歳以上(24.2%)や80歳以上(25.0%)と、やや意見が割れています。ここからは「70〜80歳の間で、家族に気にかけてもらいたい」と感じている高齢者の姿が見えます。

いつまで仕事をしていたいかという質問には「働けるうちはいつまでも」との回答が最も多かった(29.5%)ようです。逆に言えば、約7割の人は「どこかで引退したい」と考えていることがわかります。

なんらかの社会活動に参加したいと考えている高齢者は約7割(72.5%)でした。中でも「健康・スポーツ」に関連する活動への参加を希望する高齢者(44.7%)が最も多い結果となっています。

社会活動に参加して良かったと思うことは「新しい友人を得ることができた」(48.8%)と「生活に充実感ができた」(46.0%)という回答が多かったようです。

※参考文献
・一般社団法人新情報センター, 『高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」結果(概要)』, 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)委託研究
 

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