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【注意喚起】アポ電強盗にご注意ください!

【注意喚起】アポ電強盗にご注意ください!

オレオレ詐欺が高度・組織化

オレオレ詐欺の被害者の約8割は、70歳以上の女性です。その手口としては、現金が入ったカバンを落とした息子の偽物からの電話だったり、警察官を装った口座の不正利用を理由としたキャッシュカード詐欺といったところが有名です。

オレオレ詐欺は、それを見やぶったとしても、終わりではありません。見やぶった後も、かなりの注意が必要です。その後、強盗がやってくるケースが増えているからです。オレオレ詐欺への警戒が強まり、電話だけでは詐欺に引っかかりにくくなったからこその、新たな手口の登場です。

強盗は、ニュースを見ているかぎり、3人組みで犯行に及ぶことが多いようです。高齢者が在宅であったとしても、縛り上げ、金品を強盗します。先月末には、こうした手口により、高齢者が亡くなるという事件が起こってしまいました。以下、日本経済新聞の記事(2019年3月2日)より、一部引用します。

東京都江東区のマンションで一人暮らしの80歳の女性が手足を縛られて死亡しているのが見つかった事件。事前に現金の有無を尋ねる「アポ電(アポイントメント電話)」がかかってきていたことなど、1~2月に渋谷区で起きた2件の強盗事件との共通点が判明した。(中略)

マンションの3階に住む加藤邦子さん(80)の遺体を、訪ねてきたケアマネジャーが発見したのは同日午後1時50分ごろ。加藤さんは粘着テープなどで手足を縛られており、室内には棚や引き出しを物色した跡があった。(中略)

警察幹部は「詐欺よりさらに粗暴な強盗という手段に出る者が現れ、今回は犠牲者まで出てしまった」と危機感を見せる。「預金や自宅の現金を尋ねるような不審な電話がかかってきても絶対に答えず、警察に通報してほしい」と呼びかけている。

アポ電で相手に伝わってしまうことは意外と多い

オレオレ詐欺の電話(アポ電)がかかってきたとき、それを見やぶったとしても、それと気づくまでの間に、かなりの情報を与えている可能性があります。例えば「俺だけど、今、ひとり?」という会話で「お父さん買い物に行ってるからひとりよ」と返答すれば、2人暮らしであることがバレます。

さらに「すぐお金が必要なんだけど、家にいくらある?」といった質問に答えてしまい、それが高額だと、強盗に狙われる可能性が高まります。そもそも高齢者はタンス預金をしていることが多いので、会話の中で、高齢者であることが相手に伝わるだけでも危険です。

高齢者で一人暮らし、しかも現金を自宅にたくさん持っているという場合は、とにかく、かなりの注意が必要です。少なくとも、自宅に置いておく現金は少なめにしておくことと、各種の防犯対策は、しっかりとしておく必要があるでしょう。

※参考文献
・日本経済新聞, 『高齢者狙い「アポ電強盗」 都内で3件、手口似る』, 2019年3月2日

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