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お盆休みの宿題として、親に関する情報を少しでも確保しておきたい

お盆休みの宿題として、親に関する情報を少しでも確保しておきたい

世間はお盆休みに突入です

今年のお盆は8月13日〜16日となり、今日からお盆休みという人も多いことと思います。ご存知のとおり、お盆とは、祖先の霊を祀る日本の行事です。地域によってそれぞれの特色があり、文化的にも非常に興味深いものになっています。とはいえ、現代の日本人にとっては「長期のお休み」の一つとしての意味が大きくなっています。

そんなお盆には、久しぶりに自分の親に会うという人もいると思います。その時の宿題として、親に関する情報を少しでも確保しておくことを忘れないようにしたいものです。特に、親が認知症になった場合、そうした情報のあるなしは、介護にとってクリティカルなものになるからです。

親が認知症にならなくとも、そうして取得された情報には、より深い意味があることが多いものです。いずれは親が死に、お葬式をする日がきます。そのときに、参列者から親に関する意外な話を聞くと「親が生きているうちに聞いておきたかった」という後悔をしたりもします。

お父さん、お母さんというのは役割の名前

お父さん、お母さんというのは、部長や課長といったものと同じで、役割に関する名前にすぎません。当然ですが、親には本当の名前があり、その名前で生きてきた人生があります。子供だからこそ見えない、親の本名による人生というのが、必ず存在しています。

たとえば、自分の親が、中高生だったころ、どのような部活に所属していたか、ご存知でしょうか。思い出のプレーや大会、なんでもよいですが、そうした部活を通して学んだことや、悔しかったことなどをご存知でしょうか。

大学に行っていれば大学時代のこと、社会人になって若手だったころ、そして子育てをしていたころ、子育てが終わってからの人生について、ご存知でしょうか。そうした親の人生からは、子供として学ぶべきこともたくさんあるはずです。

歴史があっての今について

そうした親の歴史について理解が進んだら、ぜひとも確認しておきたいのは、親の日常生活に関する情報です。介護が必要になっても、そうした日常生活が少しでも継続されることが理想とされます。しかし、親の日常生活についての知識がないと、その継続も困難になるのは当然のことです。

具体的には典型的な1日、典型的な1週間、典型的な1ヶ月、典型的な1年といった具合に、スケジュールとして親の日常を把握するとよいでしょう。その過程で、親の友人や知人との付き合い、親の好みのお店やレストラン、親が大事にしている行事なども理解することができるからです。

もちろん、こうした細々としたことを、直接的に一気に聞き出すことは難しいでしょう。こうした情報は、少しずつ、自然な会話を通してしか得られないものだったりもします。だからこそ、お盆休みに親と会う機会は貴重なものであり、上手に活かしてもらいたいと願っています。

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