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梅雨から、熱中症に対する注意が必要です!

梅雨から、熱中症に対する注意が必要です!

熱中症対策は梅雨からはじめる必要がある

近年、夏はかなり暑くなりますね。そのため毎年、熱中症対策が話題になります。ただ、熱中症ということで、夏本番からの対策になってはいないでしょうか。実は、熱中症は梅雨のころから問題になりはじめるのです。以下、中日新聞の記事(2018年6月19日)より、一部引用します(段落位置のみKAIGO LABにて修正)。

熱中症は暑さが本格化する七月下旬からと思われがちだが、実は梅雨の時季も注意が必要だ。急な暑さに体が慣れていない上、湿度が高くて汗が蒸発しにくく、うまく熱を発散できなくなるためだ。梅雨前に比べ救急搬送される人は増える傾向にあり、専門家は「気温と湿度に注意し、小まめな水分補給を」と呼び掛ける。

熱中症は高温多湿にさらされ、発汗で体温を調整していたのがうまくできなくなり、体に熱がこもることで発症する。主な症状は、めまいや頭痛、吐き気、倦怠(けんたい)感など。重症化すると意識障害やけいれんを起こし、最悪の場合は死に至る。今年は五月から六月十日までに、すでに三千八百人余りが熱中症の疑いで救急搬送された。うち三人が死亡、六十四人が重症となっている。(後略)

特に高齢者は熱中症への注意が必要だ

高齢者は、体温の調節機能が老化によって低下していることも多いのです。また、一度熱中症になってしまうと、そこから体力を回復させるまでの時間もかかります。そして、そもそも体力が衰えている場合、熱中症が重度化し、最悪は死に至ってしまうのです。

熱中症の対策は、とにかく、こまめで十分な水分補給です。しかし高齢者になると、水分補給のときにむせることも増え、なかなか水分をとりたがらない人も増えてしまいます。喉の渇きを感じにくくなるということもあります。熱中症の怖さを理解してもらい、なんとか、高齢者こそ、水分補給に注意してもらいたいのです。

より専門的には、高齢者になると(1)水分を貯蓄する筋肉や脂肪が減少する(2)腎臓の機能低下によって排尿の量が増加する(3)処方されている薬に利尿作用があることで排尿の量が増加する、といったことからも、水分が不足しがちになるのです。

体温が上がり、めまいがするといった熱中症の症状が少しでも見られたら、まずは涼しいところに避難して、体温を下げることを心がけるとよいようです。明らかに重症だったり、症状が緩和しなければ、すぐに病院に行く必要があります。とにかく熱中症は命の危険がある、怖いものであるという認識が求められるのです。

※参考文献
・中日新聞, 『熱中症、梅雨時も要警戒 高齢者は特に注意必要』, 2018年6月19日

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