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高齢者の起業は成功確率が高い?その確率はなんと○○%!(TED)

高齢者の起業は成功確率が高い?その確率はなんと○○%!(TED)

高齢者の起業、成功確率はなんと70%?

イギリスの調査機関(CMI)によれば、シニア人材が起業したときの成功率は70%にもなるそうです。これに対して、若い人材が起業した場合は28%と、ずっと低い確率になります。このストーリーを話すのは、64歳のときに勤務していた会社から解雇され、66歳ではじめて起業をしたポール・タスナー(Paul Tasner)氏です。

タスナー氏は、環境に優しいパッケージを製造販売する会社を立ち上げた創業社長(CEO)です。この会社は、毎年、倍々というペースで成長を続けています。そしてタスナー氏は、今後増えてくる高齢者の起業家を応援したいと願っています。

高齢者には経験、信頼と人脈がある

当然ですが、高齢者には、若者よりも経験があります。経験だけで起業して成功することはできませんし、経験が返って邪魔になることもあります。しかし、多くのビジネスにおいて、真面目に仕事をこなしてきた経験は力になります。

また、先のタスナー氏によるスピーチでも取り上げられていましたが、高齢者には、長い年月の中で築き上げてきた信頼と人脈があります(そういう人ばかりではありませんが)。起業において、経験だけでなく、信頼や人脈のあるなしが有利に働くのは、当然のことでしょう。

高齢者は、さっさと引退して趣味や孫の世話の中で生きるべきだというのは高齢者差別です。もちろん、そうした高齢者がいても問題はありません。しかし、多くの高齢者にとって、なんらかの意味のある仕事をしている状態は、健康にとっても良いことなのです。

高齢者には高齢者ならではの「ため息」がある

株式会社ウィズグループ代表の奥田浩美(おくだ・ひろみ)さんは「あなたの「ため息」の中にこそ、次の優れたサービスがある」と言っています。もし「ため息」をついている高齢者が、自らの「ため息」をなくせるような経験を持っているとするなら、起業のチャンスかもしれません。

特に、高齢者にしかわからない「ため息」は、若手の起業家はもちろん、多くの現役世代には理解できないことです。そこには、きっとチャンスがあります。直接自分で起業しなくても、若手の起業家や現役世代によるビジネスを助けるといった方向もあるかもしれません。

人生100年時代とも言われる今、早々に引退してしまうと、貯金が底をついてしまうことを不安に思うばかりの人生にもなりかねません。それこそ「長生きすることが最大のリスク」などと言われてもいます。日本でも、タスナー氏に続く高齢者が増えてくれば、こうした問題はずっと少なくなります。

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