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今日(11月11日)は「介護の日」です!

今日(11月11日)は「介護の日」です!

今日(11月11日)は「介護の日」です!

毎年、11月11日は「介護の日」です。1が並ぶ注目されやすい日でもあるので「ポッキーの日」や「チンアナゴの日」にも設定されています(他にも多数の物事の記念日になっています)。しかし、今年から中学校の学習指導要領にも「介護」が入ったので、11月11日は今後「介護の日」としてより広く認知されていくでしょう。

まだ少ないはずですが、これから中学校では、11月11日には特別に「介護」の授業や体験学習が組まれていくことと思います。これまでは、作文コンクール程度のことしかできてなかった自治体も、今後は、中学校における「介護の日」をどうするのか、頭を悩ませることになると思われます。

自治体や教師の皆様からすれば、大変なことだとは思います。しかし、高齢化社会を迎えている日本にとって、国全体の「介護」に対する知識と理解の向上は急務です。なんとか予算と人材を確保し、子供達の「介護」への関心を高めていってもらいたいです。

「介護」の現在を数字で理解する

まず、日本の要介護(要支援)認定者の総数は、639.2万人です。このうち、男性が199.7万人、女性が439.4万人になっています。女性のほうが多いのは、まず、そもそも女性のほうが、男性よりも1.5倍ほど要介護になりやすいということがあります。その上で、女性のほうが寿命が長いということもあります。

639.2万人の要介護者(要支援者)は、65歳以上の高齢者人口(3,462万人)に対して、約18%を占めています。これはまた、日本の総人口である1億2,672万人(2017年10月1日)に対して約5%です。日本では、20人に1人が、要介護者(要支援者)ということです。

施設に入居して「介護」を受けているのは、93.0万人です。これは「介護」が必要な高齢者のうち、約15%の人に相当します。逆にいうと、約85%の要介護者(要支援者)は、自宅(在宅)で「介護」を受けているということになります。

今後はますます増えていく要介護者(要支援者)

今後は、こうした数字は、ますます高齢化を示す方向に推移していくことが予想されます。ただ、要介護者(要支援者)の数は増えても、施設に入居している人の数はあまり増えず、自宅(在宅)で「介護」を受けている人が増えていく見込みです。これは、国の財政難もあって、今後は介護施設が足りなくなっていくからです。

また、現在は、毎年10万人程度の人が介護離職をしています。こうして介護離職をしてしまう人の数も、今後は増えていくでしょう。介護離職をして、無職になってしまう人が増えると、税収も減ってしまいます。ですから、介護離職を増やさないようにしないと、本当に大変なことになってしまうのです。

良くも悪くも「介護」は日常化していきます。誰もが当たり前に「介護」と関わるようになっていく未来が見えています。だからこそ、11月11日という日は、国をあげて「介護」の啓蒙に取り組み、みなで日本の「介護」をどうしていくのかを考える日にしていく必要があるのです。

※参考文献
・厚生労働省, 『介護保険事業状況報告の概要(平成29年8月暫定版)』, 2017年11月2日

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