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【注意喚起】この冬「殺人インフルエンザ」がやってくる?ワクチンの効果にも疑問が・・・

【注意喚起】この冬「殺人インフルエンザ」がやってくる?ワクチンの効果にも疑問が・・・

オーストラリアで「殺人インフルエンザ」が流行中?

オーストラリアで「殺人インフルエンザ」とも呼ばれる、かなり強力なインフルエンザが流行しています。これが、この冬、日本でも流行する可能性が指摘されているのです。以下、NEWSポストセブンの記事(2017年10月23日)より、一部引用します(段落位置のみ、KAIGO LABにて修正)。

日本とは季節が真逆の南半球、特にオーストラリアでインフルエンザが大流行している。豪政府の統計によれば、9月29日の段階で19万5312人の罹患者、417人の死亡者が確認されている。前年同時期のオーストラリアでのインフルエンザによる死亡者は65人。今年はその6倍を超える死者が出ている異常事態なのだ。(中略)

「南半球で流行したインフルエンザはその半年後に北半球で流行する傾向が見られます。今後の流行はウイルス動向の集計を待つ必要があるが、南半球と同程度以上の流行を想定しておく必要があるでしょう」

このインフルエンザは、ワクチンの効果が薄い?

このオーストラリアで流行中のインフルエンザは、ワクチンの効果が薄いという指摘もあります。あくまでも報道の1つの意見であり、本当のところはわかりません。とはいえ、注意は必要でしょう。以下、CNNの記事(2017年9月5日)より、一部引用します(段落位置のみ、KAIGO LABにて修正)。

(前略)今年のインフルエンザはA(H3N2)型が中心で、死者の81%はこの型だった。インフルエンザのワクチンは毎年、南半球向けと北半球向けにA型とB型を組み合わせてつくられる。

ニューサウスウェールズ州衛生局によれば、今年のワクチンに含まれる4種類のウイルス株は、流行しているウイルスとうまく合致していると思われる。しかしH3N2株に対するワクチンは、うまく合致していながら感染予防の有効性が低いことが分かっているという。(後略)

抵抗力の弱い高齢者、乳幼児、妊婦は特に注意!

効果に疑問があると言われていますが、やはり予防接種は大事でしょう。その上で、うがい、手洗いなど、通常のインフルエンザに対抗するときの手段は、例年よりも気をつけて実施しておきたいです。

どのインフルエンザでもそうですが、抵抗力の弱い高齢者、乳幼児、妊婦は特に注意です。インフルエンザと風邪の違いは、インフルエンザは風邪よりも重症化しやすく、最悪は死の危険がともなうことです。さらに面倒なことに、今年の日本のインフルエンザは、例年よりも流行が早いようなのです。

そうして今、日本で流行りつつあるインフルエンザと、オーストラリアで流行中のインフルエンザが同じものである可能性は高くないでしょう。ということは、今年は複数のインフルエンザが長期的に日本で大流行する可能性があり、かつ、そこには危険性がかなり高いインフルエンザが含まれるかもしれないのです。

発症から48時間以内に対処したい

通常の風邪のレベルを超えて、たとえば、38℃以上の発熱と全身の倦怠感が感じられたら、すぐに病院に行きましょう。今年は、例年よりも過剰なくらいに警戒したほうがよいのです。医療関係者からしても、インフルエンザ流行に関するデータが欲しいので、それに協力する意味でも、病院にいくようにしてください。

インフルエンザになってしまった場合は、発症から48時間以内の対応が重要になります。繰り返しになりますが、インフルエンザは、ただの風邪ではありません。かなり危険な病気なのです。インフルエンザが疑われたら、脱水症状にも注意してください。

総括すれば、感染力の高い、危険インフルエンザが、これから来年の春くらいまでは、日本で大流行する可能性があるわけです。ちょっとした注意を怠ったことで、取り返しにつかないことにもなりかねません。インフルエンザは、常に警戒すべき恐ろしい病気ですが、とにかく、今年の冬のそれは、例年よりも危険なのです。

※参考文献
・NEWSポストセブン, 『南半球で猛威の「殺人インフルエンザ」 日本上陸秒読みか』, 2017年10月23日
・CNN, 『豪州のインフル感染、前年の2.5倍に 北半球も深刻化か』, 2017年9月5日

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