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【注意喚起】今年はインフルエンザの流行が早まりそうです!

【注意喚起】今年はインフルエンザの流行が早まりそうです!

日本におけるインフルエンザについて

日本におけるインフルエンザは、だいたい12月から流行り始めて翌年の3月ごろまで患者が出る(1〜2月がピーク)ため、通常は冬に注意すべきものです。インフルエンザのワクチンは、接種後2週間程度してから効果が出るので、予防接種は日本の11月の風物詩のようになっています。

インフルエンザのウイルスは、低温であり、かつ低湿度の環境において活発になります。また、冬の乾燥した空気は、人間の鼻やのどから湿気を奪いつつ、免疫力も低下させてしまいます。こうした背景があって、日本では冬にインフルエンザが流行しやすいのです。

インフルエンザの感染力は極端に高く、毎年、日本では約1千万人(約10人に1人)が感染しています。また、よく誤解されるのですが、インフルエンザは、一般的な風邪とは異なります。インフルエンザは、一般的な風邪よりも高熱(38℃以上)になり、重症化することも多く、急性脳症や肺炎などの発症につながることもあります。

今年の流行はすでにはじまっている?

そうした中、見過ごせないニュースが入ってきました。なんと今年はもう、現時点でインフルエンザの流行がはじまっているかもしれないのです。以下、朝日新聞の記事(2017年9月15日)より、一部引用します。

厚生労働省は15日、4~10日の1週間で小中高校や幼稚園、保育所から報告されたインフルエンザ患者が137人に上ったと発表した。昨年と同じ時期に比べ5・7倍多かった。今季はインフルの流行が例年より早く始まりそうだ。

厚労省によると、都道府県別で最も多かったのは沖縄で66人、次いで島根の37人だった。インフルの集団発生で学年閉鎖をしたのは全国で5校、学級閉鎖は4校に上った。今回の報告には入っていないが、11日以降も埼玉や広島、三重、宮城、愛知、佐賀などで今季初の学級・学年閉鎖があった。(後略)

特に子供と高齢者は注意をしてください

周囲に子供や高齢者のいる人は、インフルエンザに注意するようにしてください。こまめな手洗い、アルコール消毒、予防接種、十分な睡眠とバランスの取れた食事など、通常の対策を、今年は早めにはじめる必要がありそうです。

38℃以上の発熱があり、全身の倦怠感があるなら、今年の場合はすでにインフルエンザを疑う必要があります。インフルエンザであっても、発症から48時間以内であれば、薬で症状を抑えることが可能です。インフルエンザが疑われたら、脱水症状にも注意して、水分の補給も忘れないようにしてください。

重症化の判断は、子供の場合は、けいれん、呼びかけに応じない、呼吸が早く苦しそう、顔色が悪い、嘔吐や下痢が続く、症状が長引くといったことがサインになります。大人の場合は、呼吸困難、胸の痛み、嘔吐や下痢が続く、症状が長引くといったことが重症化のサインとされます。

※参考文献
・首相官邸, 『(季節性)インフルエンザ対策』, 2016年8月16日
・朝日新聞, 『今季のインフル流行、早期化か 子どもの患者5.7倍』, 2017年9月15日

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