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ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群);ロコモについて知ろう【簡易チェックリスト付き】

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ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)=ロコモとは?

私たち人間は「骨+関節+筋肉」などの連携があってはじめて、自分の身体を動かすことができます(正確には軟骨や椎間板もこれに含まれます)。このような、身体を動かすための器官は、まとめてロコモティブ(運動器)と呼ばれます。

ロコモティブが衰えてしまうと「立つ」「歩く」といった動作ができなくなっていきます。これを特に「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)」略して「ロコモ」と言います。

実は、要介護になってしまう原因の第1位がこの「ロコモ」なのです。厚生労働省による調査(平成25年国民生活基礎調査)によれば「ロコモ=運動器の障害」が原因での要介護化は全体の25%でした。これに脳卒中18.5%、認知症15.8%、高齢による衰弱13.4%が続きます。

運動習慣がなかったり、痩せすぎ、太り過ぎだったりすると、若くても「ロコモ」のリスクが上がります。予備軍を含めると、日本国内では実に4700万人に「ロコモ」のリスクがあると考えられています。

こうした状況を受けて、厚生労働省は「健康日本21(第二次)」において「2022年までにロコモの認知率を80%までに向上させる」ことに動いています。最近「ロコモ」という言葉をよく聞くようになった背景には、こうした広報活動があるのですね。この流れを受けて、石川県健康推進課が作成した以下の啓蒙動画が、とても参考になります。
 

ロコモ;簡易チェックリスト

先のビデオから「ロコモ」を判断するための7つの簡易チェック項目を、以下に示します(一部文章を変えています)。このチェック項目で1つでも当てはまると「ロコモ」の危険性があるそうです(正確には「ロコモ25」という評価方法のほか2つの評価が用いられます)。

(1)片足立ちで靴下がはけない
(2)家の中でつまずいたりする
(3)階段を上るのに手すりが欠かせない
(4)家のやや重いものを持つ仕事が困難
(5)重さ2キロ程度の買い物を持ち帰るのが困難
(6)15分くらい続けて歩くことができない
(7)横断歩道を青信号のうちに歩ききれない

当てはまる場合は「ロコモ」の予防・対策トレーニングが必要になります。動画を参考にしたり、プロによる講習会などに参加して、ぜひとも「ロコモ」の予防・対策に努めてください。「ロコモ」を予防するトレーニングにあわせたプロテイン(50歳以上向け)なども販売されています。そうしたものも、運動と合わせて検討してみるのもよいかもしれません。

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※参考文献
・公益社団法人/日本整形外学会, 『ロコモ度を判定する「臨床判断値」を発表』, 平成27年5月15日
 

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