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視力の低下→メガネ屋は大間違い!恐ろしい結果になることも

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視力が低下したらメガネ屋?

高齢になると、視力が低下してくることを「あたりまえ」と考えてしまいがちです。仮に視力が落ちてきても、メガネをかけると見えるようになったりするので、それで安心してしまう人もいます。

しかし、視力の低下が、目の病気によるものであれば、仮にメガネで見えるようになったとしても、将来的には失明などの恐ろしい結果に至ってしまうことがあります。病気というのは、早期発見・早期治療が鉄則です。

視力が落ちてきたときに、それがメガネで対応すべき近視(屈折異常)が原因なのか、それとも緑内障のように放置しておくと失明に至るような病気なのかは、眼科の専門医でなければ診断できません。

ちなみに緑内障というのは、眼圧が高くなり、視神経を傷つけてしまう病気です。40歳以上の5%(20人に1人)がこの病気にかかっていると言われますが、この病気を抱えている患者の20%しか眼科の専門医にかかっていないとされます。

ここから、40歳以上の100人中に4人もの人が、緑内障により失明に至る過程にいることがわかります。しかし、緑内障というのは眼圧を下げる眼薬によって、その進行を止めることができる「治療できる病気」なのです。

急増中!加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)も疑おう

見るものを狙っても「見ようとしている部分だけが見えない」という状態になったとき、すぐに疑うべきなのが加齢黄斑変性という病気です。NHKのレポート( 2008年6月25日)によれば、この病気は急増中とのことで、眼科の専門医たちは、この病気を最重要疾患としているそうです。

日本における加齢黄斑変性は、発症している人が43万人、発症が疑われる人が678万人もいると推測されています。この病気は、片目ずつ進行していくことが多いそうで、両目を使っていると普通に見えたりするので、発見が遅れがちになるとか。注意が必要ですね。

とにかく、目も定期的な検診を受けるのが大事です。またもし、広い意味での視力の悪化が感じられたなら、眼科の専門医に診てもらうのが鉄則です。決してそれを「ただの近視」と決めつけたりして、メガネ屋で解決しようとしないでください。

※参考文献
・佐藤進眼科, 『視力が低下してきたら…眼科?メガネ屋さん?』, トピックス(2013年5月1日)
・NHK試してガッテン, 『視力が突然低下!網膜を襲う現代病』, 2008年6月25日放送
 

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